のづカレー

会社員@北九州市。間借りカレーを営業しています。ほか、食べ歩きのブログなども更新中

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【食べ歩き】小倉-グリル ラバラボのジビエカレーランチ

こんにちは

北九州市-小倉でも、ジビエカレーを楽しめるお店が続々と増えていますね。

 

私が北九州に来て初めて食べたジビエカレーが
片野-「さらしあキッチン」の「田川産猪カレー」

2020年8月22日

そして今では、旦過の「330monkey」でも
ジビエカレーを楽しむことがで来ますね。
330monkeyさんは、狩猟から自分でやってのけてしまうのもすごいところ。

2024年4月11日

そんな小倉のジビエカレー事情
満を持して(!?)
ジビエ料理専門店のジビエカレーが誕生したとのことで行ってまいりました。

 

グリルラバラボ

魚町の商店街の通りにあるジビエ料理専門店
「グリル ラバ ラボ」

夜はイタリアンのシェフが作る様々なジビエ料理
お酒と一緒に楽しむことができるお店ですが...

土日祝限定で
1,500円均一のランチ営業もされています。
もちろんランチもジビエ料理

鹿肉のハヤシライスや猪スネ肉煮込みのオムライス...といったメニューの中に加わるのが、ジビエスパイスカレーです。

 

ランチジビエカレー

今回いただいたのは鹿スジ肉のスパイスカレー
サラダ・スープ・カレーのセットです

はい。真正面から語りかけてくるタイプのかっこいいカレーですね✨


こちらのスパイスカレーは
「鹿の旨み」ジビエの力強さを存分に感じることのできるカレーです

そしてなんと言ってもそのお肉の量
一人前あたり100gの鹿肉がゴロゴロと入っているのです

ジビエ専門店のワザを駆使した、鹿の旨味たっぷりのカレー
そしてこのゴロゴロ感✖️スパイス感で力強さも感じます。

鹿のスジ肉からとれた強い旨味の他
兎肉の旨味もちょっぴりプラスされているのがポイント

今回のジビエスパイスカレーは、第一弾
まだまだいろんな方向性のカレーを構想されているそうな...
これからの新作カレーも楽しみです^ ^

 

店舗情報

◾️営業時間:火・水・木・土:17:00~23:00
      土日祝:12:00~15:00
                                       17:00~23:00

◾️定休日:月

◾️住所:北九州市小倉北区魚町1-3-18

maps.app.goo.gl

 

 

 

 

 

 

 

実は...

実は今回、ラバラボさんがカレーを提供するにあたり
ご相談をいただいておりました。

夜営業で何度かジビエ料理をいただいたことがあり
その際にカレーの話もしていたこともあり、お声がけいただきました。

夜のラバラボ

しかし
私自身、(たぶん)人並み以上にはカレーを作ることができるのですが
ジビエ肉を扱った経験は極めて少なく、アドバイスなどもってのほか。

そんなわけで、スパイスから作るカレーを含め、全般的にカレーを学ぶのであれば、この本がオススメ!的な本を紹介させていただきました。

「スパイスカレー事典」という本です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

スパイスカレー事典 [ 水野 仁輔 ]
価格:2,860円(税込、送料無料) (2024/8/10時点)


 

スパイスカレー・ジャパニーズカレー・インドカレースープカレー...など
あらゆるジャンルのカレーを一から学ぶことができ
且つ、各スパイスの解説も充実しているので、カレーというカレーを全般的に学ぶことができます。

この本でいろんなカレーを作って、自分にはどの系統のカレーが向いているのか・どんなカレーが好きなのか...ということが明確になったら、その系統のカレーの専門書を買って究めて行くのがおすすめです。

ハンターハンターに例えると、水見式みたいな本ですね。

出典:HUNTER×HUNTER 冨樫義博


カレー作りをしたい!という方には必ずこの本をお勧めするのですが
今回、店主さんからも好評いただくことができました⭕️

これからカレー作りを始める方
オススメです💡

 

【食べ歩き】カレーやマドラス 日本橋本店

大阪甘辛カレー巡りとして

3店舗目にやってきたのはこちら「カレーやマドラス

大阪-日本橋の地で30年以上営業されている、歴史あるお店です。

「大阪甘辛カレー」の代表格の一つのようですね

 

カレーやマドラス

カレーやマドラスの本店は、大阪の日本橋に位置します
でんでんタウン」の名で知られるアーケード街で有名ですね。
電気街として古くから発展し、現在はオタクカルチャーにも触れられる街

黒門市場も近くに位置するため、外国人観光客とよくすれ違う印象でした。

 

日本橋駅から黒門市場を抜けて…

市場を抜けて少し歩くと到着
30年超えの歴史を感じる、カッコいいお店構えです。


カレー中 カツトッピング

メニューはシンプル
カレーの小・中・大から選択
+でトッピングも可能です

今回は、他のブロガーさんたちに倣い
カレー中・カツトッピングを選択

はい。
大阪甘辛カレースタイルのかっこいい盛り付けで登場です。

先ず驚くべきはそのサイズ
小・中・大ときたら、中サイズが普通盛りくらいかな?と考えると思いますが
こちらのカレーは中サイズでも「特盛か!?」というくらいに並々に盛られています。

薄めでも存在感を感じるカレーは、北九州在住の私からすると「まるきん」のカレーを思い出します。笑
一口食べると、果物や野菜の優しい甘み。少しして辛み要素がやってきます。
まさに大阪甘辛カレーといった美味しいカレー

インデアンカレーは、食べ終わった後にしっかり汗をかくくらいの辛さでしたが
マドラスのカレーは同じように甘み→辛みと順番に感じるのに、完食後は割とマイルドな感じでした。不思議。

流行のスパイスカレー系も良いですけど、なんと言いますか
こういった「いつ食べても安心できるカレー」も良いですよね。

 

私がお店に到着したのは16時ごろ
一般的にカレーを食べるには微妙な時間帯
そんな時間帯でも、カウンターいっぱいにお客さんがいました。

それでも「今日はいつもと比べると(客入り)あんまりですね」とのこと
人気店の凄みが伺えます。

 

後日知った話
私が住んでいる福岡県には、大阪のマドラスから暖簾分けしたお店
「大阪マドラス」が六本松にあるそう。

大阪甘辛カレーが恋しすぎる最近。近々行ってみようと思います。

 

店舗情報

・営業時間:月・木曜11:00~19:00
      火・水・金~日曜11:00~20:00

・定休日:無

・住所 :大阪府大阪市浪速区日本橋4-3-12

 

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【食べ歩き】大阪難波 自由軒難波本店

こんにちは

大阪カレー巡りその2

インデアンカレーを食してから、新しいジャンルである大阪スパイスカレーを巡るよりも、歴史深いカレーを食べたいと思い、難波へ移動

自由軒の難波本店に行ってきました。

 

自由軒

自由軒というと、ライスとカレーが混ざった状態のカレーがお馴染み
しかし自由軒自体は「カレー屋」というわけではなく「西洋料理屋」

明治の時代-1910年に創業の100年以上の歴史を持つお店であり
ビフカツ等をはじめとした西洋料理を提供していたようです。

www.jiyuken.co.jp

 

自由軒の「名物カレー」

そんな中、当時も人気メニューだったというカレーライス
当時は現代のように炊飯器というものがない時代
すなわち、炊いたご飯を保温しておくのは至難の技

そこで、熱々の状態でカレーを提供できるようにと、温かいカレーとご飯を混ぜた状態で提供する「名物カレー」を提案
たちまち人気メニューになっていったそうな。

仮にご飯が温かくなくでも、熱々のカレーによって全体として温かいお料理になるという寸法ですね。

 

名物カレー

そんな歴史ある名物カレー
なんていうんですかね。これもかっこいいです。

カレーもかっこいいんですが、昔ながらの店内とか
常連と思しき方々の振る舞いとか


カレーではなく、定食を召し上がっている老夫婦とか
紙ナプキンのこの感じとか

目に映るもの全てがかっこいい空間でした。

ちゃんと調べる前は、名物カレーはいわゆる大阪甘辛カレー分野の先駆け的存在なのかなと思っていましたが
自由軒の名物カレーは、「名物カレー」という唯一無二の存在だと思う。
そんな味わいでした。

アイドル戦国時代に、ももいろクローバーZが「アイドル」というジャンルではなく「ももクロ」というジャンルであると言われたのと同じで
名物カレーも、「名物カレー」という一ジャンルなのです。しかもおおよそ誰も真似できない。

かっこいい自由軒難波本店


9月にも大阪に来る機会があるので、その際に再訪することができたら
名物カレー以外のメニュー(ビフカツってあるんですかね)をいただいて
自由軒の歴史を味覚から体感してみたいと思いました。



店舗情報

・営業時間:11:00〜19:45

・定休日:月

・住所:大阪府大阪市中央区難波3-1-34

g.co

 

 

【食べ歩き】阪急3番街-インデアンカレー

こんにちは

出張で大阪に行く機会があり
仕事の用事が週末まであったため、そのまま大阪にとどまり
土日を利用して大阪のカレー巡りをしてきました

 

当初の予定

大阪といえば、甘辛カレー、スパイスカレーなど、とにかく多様なジャンルがあるような気がします。

当初は、いわゆる大阪的なスパイスカレーを巡ろうと計画を立てていたのですが...

出張の用事が全て終了し、何だかんだで食べたことの無かったインデアンカレーを、とりあえず食べておくか...

的なノリで食べたら、思わず衝撃的な出会いになりました。

インデアンカレー

宿までの経由で梅田を通るので
阪急3番街店へ

とにかく外観がカッコ良すぎるんですね。

メニューはインデアンカレーを注文

 

......なんだこれは
感動と、なぜ関西在住中に通っていなかったんだという激しい後悔とが入り混じる。
あまりにも自分の好みにドンピシャすぎるカレー

言葉を失いしばらく呆然
感動のあまり泣きそうになりました(本当に)

1947年 戦後の混乱が続く時期に
活力のつくものを提供するお店を作ろうと立ち上がったのがインデアンカレー

商業都市である大阪の力強さを、あらゆる点で体現しているかっこいいカレーです。
本当にすごい。

カレー好きでも、そうでなくても
すでに食べたことある方の方が多いと思いますが
食べたことがないのであればぜひ食べていただきたい。

 

福岡にも甘辛系カレーを安定的に提供するカレーがあったなら...

また大阪に住みたいな...と思わされるインデアンカレーでした。

これで大阪の甘辛カレーにどっぷりハマってしまい
急遽咖喱巡りの予定を組み直し、大阪甘辛カレー巡りをすることとしたのでした。

 

ps.帰る前にリピしました



店舗情報

◾️営業時間:平日 11:00〜22:00
                       休日 10:00〜22:00
◾️定休日:不定
◾️住所:大阪市北区芝田1丁目1−3 阪急三番街 B2F

maps.app.goo.gl

www.indiancurry.jp

【食べ歩き】峠のカレー屋 ぽから

こんにちは

昨日投稿した「チャイハナ海花」の後

「せっかく大分方面まで来たし車でしか行けないような店に行きましょうや」
の流れになり、カレーの梯子をしました
唐突でカレーはしごがいけてしまう面子、素晴らしいと思います。

 

 

 

ぽから

行ってきたのは宇佐市の峠-山奥にある
これまた隠れ家的カレー屋さん「ぽから」

ログハウス的なお店構えと、山奥に来たという事実で、特別感が高まりますね

(車幅と同じくらいの橋を渡るのは結構怖かった)

店内はとっても広々空間で、広いスペースを利用して雑貨の販売も行っています

冬場に来て、この薪ストーブにあたってみたい

「ポカラ」とはネパールの地名で、確かインドと国境を接している街だったと思います。学生の時にインドを旅した際は、インド〜ネパールへの入国の際、ポカラ経由で行っている人が多かったような...。

インドネパール系のカレー屋さんで、ポカラの名前を使うところはちょくちょく見かけます。我が地元豊橋にも、チェーン展開している、ハニーチーズナンで有名なポカラがありますね。

www.pokhara-group.com

 

メニュー

さくらももこ...というかコジコジ感があるメニュー表を見ながら、オーダー吟味タイム

ぽからカレーセットでチキンマサラをチョイス
先刻のチャイハナ海花でラッシーに感動していたこともあり、ドリンクはラッシーをオーダーしました。

 

ぽからセット

カレー、サラダ、チャパティ、ライス、ドリンクがセットになったぽからセット

ご覧の通り、見ているだけで十分なんじゃないですかね系カレー
一見力強い味わいを想像しますが
見た目とは裏腹に、優しい味わいの美味しいカレー

なんと言いますか、とりあえず濃い味をしっかりつけておけば無条件に美味しくなると思うので
こういった優しい系のカレーにこそ、お店・素材のこだわりみたいなものの絶対的な自信が現れるのではないかと思いますね。

(私はとてもできない...)

 

それと、同行者のモンちゃんに教えていただいたのですが
サラダをチャパティで巻いて食べると、めちゃくちゃに美味しかったです

業務スーパーチャパティが買える時代ですし、日常の生野菜摂取アイデアとして活かしていきたいですね。

チャイハナ海花ですっかりラッシーの虜になってしまった私

カレー屋ではからなずラッシーを頼む日々が続きそうな気がします。

 

店舗情報

◾️営業時間:12:00〜17:00
◾️定休日:火・水
◾️住所:大分県宇佐市正覚寺1199-1

maps.app.goo.gl

 

 

 

 

【食べ歩き】チャイハナ海花〜国東半島カレー巡〜

こんにちは
先日有志で、大分は豊後高田市の「チャイハナ海花」へ行ってまいりました。
九州にとどまらず、全国的にもレジェンド的お店。

 

国東半島の付け根あたりにお店を構えており
基本的には車でのアクセスが必要と思われます。

 

 

私は食べ歩き力は低いですし
そのお店の背景もあまり詳しくないのですが
そのあたりは同行者の方が非常に詳しく、予習の上お店に伺うことができました
小倉〜お店までの約2時間は、同行者の方が後部座席でカレーRadio生放送状態と化しており
気がついたら日本中のカレー屋に詳しくなっていました

 

チャイハナ海花

お店…というより家

店主・瀬口さんの生家をそのままお店としているようで、おばあちゃん家的な安心感があります

まなまなの時もそうでしたが、レジェンド系カレー屋さんはおばあちゃん家的雰囲気があるんですかね(n=2)

合流予定の方を待ちながら

ウェルカムドリンク的にシナモンがしっかり効いたスパイスティーをいただき

店内(というか家)の書物などをいろいろ見せてもらいました。

その中でであったこれは

少し読んで大変面白かったので、思わずポチりました

airspice.stores.jp

この日のメニュー

本日のお料理は

パパド

バジャ

アチャール

ひよこ豆と焼きナスのカレー

プーリー

フライドライス

ラッシー

チャイ

キャロットハルワ

 

店主の瀬口さんは、有名店「アジャンタ」「アショカ」で修行されたご経験を持ち、以前は大分市内で「サルナート」の屋号でお店をされていた経歴を持ちます。

季節ごとの野菜を活かしたインド料理の数々は、まるでインドの家庭でおもてなしを受けているようだと感想を抱く方も多いとか。

格言

今やあたり前のようにインド料理のレシピが出回り

誰でも簡単にインドカレー・インド料理を作れる時代

レシピ通りに作るだけでは絶対に出せない

経験からくる圧倒的な味わいなんですね。

 

由緒正しきラッシー

そして思わず感動してしまったのが、ラッシー

感動的な味わいで、ラッシー1つでこんなにも変わるものなのかと驚きます
あと引く甘さであるにも関わらず、嫌な残り方をしない、この絶妙な味わい
感動のあまり、おかわり

そのおいしさの秘密を尋ねると、答えはヨーグルトの歴史にありました
ラッシーに使われるヨーグルトはその昔
銀座-アショカ(現在は新宿店のみ)がオープンする際に、インドから運ばれてきたヨーグルト
そのヨーグルトは、インドの五つ星ホテル・タージマハルホテルで使われていた、由緒正しきヨーグルトなのです

修行を終えサルナートを開店するにあたり、そのヨーグルトの株を分けてもらい、40年以上守り続けているのだそうです。

感動を伝えたら、守り続けているヨーグルトの鍋を見せてくださいました。すごい。

今回は違いましたが、ヨーグルトを使う系のカレーにも、このヨーグルトが使われるとのこと。

そんなヨーグルトも生き物。季節によってその味わいは変化するそうで、また冬場にも再訪し、その味わいの違い・ヨーグルトを使用したカレーを食べてみたいですね。

 

店舗情報

◾️営業時間:11:00〜17:00
◾️定休日:月曜
◾️完全予約制
◾️大分県豊後高田市臼野3332-1

 

 

GWまなまな紀行

こんにちは

GWのお休み中に
山口県美祢市にある、まなまなへ行ってきました(連れて行ってもらいました)

 

 

 

まなまな昼の部

美祢といえば、炭坑の街というイメージがありますが
カレー好きの間では、伝説級に美味しい予約制のカレー屋があることで有名のようです

それが、「まなまな」

カレー好きの間で知られているとはいえ、私自身は食べ歩き力は非常に低く
間借りカレーを始めてから、お客さんに教えていただいてまなまなの存在を知りました。お恥ずかしながら。

そんな、まなまな
鳥居をくぐって行くカレー屋としても知られています

のどかで良い場所です。
こんなところで美味しいカレーを食べられるなど、一体誰が想像できましょうか

 

まなまなは、基本的に予約制を取られています

山の中にポツンと現れる予約制のカレー屋さん
これだけで期待値がかなり上がりますね

ちょっと友達とログハウスに泊まりに来たような、そんなワクワク感がある店内空間
店内に置いてある家具や小物の一つ一つにも
こだわりが詰まっているようです。

 

まなまなのカレーは南インドミールスが主体

「ウタパム」という初耳の響きに寄せられ、「ミールスウタパム」に鹿キーマをプラスしました。

どうですか...?これ

なんかもう、見ているだけで十分満足なくらいの美しいカレーですよね。

 

そして一口いただき、言葉を失いました。


個人的感想ですが
私にとって、「感動してしまうインドカレー」は、食べた瞬間に、あの日旅をしたインドの光景が浮かび上がるカレーです。
(こうじゃないとダメ。みたいな考えは持ち合わせていません。)

あの日のインド


まなまなのミールスも正にそうで、一口目のダルで完全に心を掴まれました

 

追加の鹿キーマもこれまた最高でして
鹿の旨味ってここまで出るものなのかと感動しました
正に、ジビエカレーの最高到達点

 

食後のチャイは、甘さ控えめ
インド式のチャイというと、甘くてなんぼだと思っていましたが

甘さ控えめなのに、なんというか絶妙ですごく美味しいんです

自分で甘さ控えめチャイを作ると、どうしても水っぽくなっちゃうのですが
どうやって作ったらこんな絶妙なチャイが作れるんでしょうか...

 

お腹も心も満たされた、まなまな-昼の部でした

 

カレーのついで①

この日まなまなでは、夜に予約制のタイ料理を提供されるとのことで
ぜひ夜もということで、予約をしていただきました。

夜営業までの間、そこそこ時間があったので、近くの観光スポットを巡っていただくことになりました

九州に越してきて以来、ずっと気になっていた秋芳洞をリクエス

 

「スーツ旅行」というYoutubeチャンネルが好きで、よく仕込み中などに流しっぱなしにしながら見ています。
同チャンネルの中で「理屈で説明するよりも、ただ凄い凄いと訴えた方が、よく通じる場合があります」と評されていたのが秋芳洞
全国を旅している方からしても、総合的に一番素晴らしい鍾乳洞なようで、ずっと気になっていました。

youtu.be

入り口のこちらの景観

本当に、言葉で説明する必要のない素晴らしい美しさです。

中はとにかく広く、本当にこの鍾乳洞は
自然の働きによってできたものなのだろうかと
そのスケールに圧倒されます。
少しずつ石灰岩が溶けて出来上がった空洞
一体何万年かかるんでしょうか

そして秋芳洞の一番の見どころ「千枚皿」

ポケモンのゲームはルビー・サファイヤ世代の私

思わず「ルナトーンとソルロックが出てきそう」というゲーム脳感想を漏らしました。

タツベイも出てきそうですね」と合いの手をいただいて、すごく心地よかったです。

wiki.xn--rckteqa2e.com

 

で、お土産やさんに所狭しと並んでいたのが、こちら

www.yasutomiya.co.jp

ごぼう
このお土産、ものすごくごぼうの香りが強いです。

箱を開封していないにも関わらず
車の中に置いておいたら、車内がごぼうの香りに支配されました。

その秘密はおそらく、「美東ごぼう」という美祢特産のごぼうを使用しているから。
なぜ美祢にブランドごぼうがあるのかを調べてみると
秋芳洞秋吉台を形成しているカルスト地形が深く関わっているそう

www.buchiuma-y.net

カルスト由来の赤土は、ごぼうの発育には最適なようで
自然とごぼう栽培が定着していったようです。

最適な環境で育てられてこそ、この香り高いごぼうが生まれるのですね。

カルスト由来....ということは、福岡で愛されるごぼ天うどんのごぼう
北九州-平尾台のカルスト地形からごぼう栽培が盛んで、そこから発展して...という流れかなと思い調べましたが、どうやらそういうわけではないらしいです。


そううまい話でもないか。

rkb.jp

福岡のごぼ天は、福岡特有のうどんに合うトッピングを。ということで
天神あたりで自然発生的に生まれたのが発祥のようでした(諸説あり)
地域の特産品は、やはり地域で愛されるだけあって土地柄絡みのルーツが多いイメージですが
「うどんに合うものを」という理由でごぼ天が流行し、今もなお愛される点から、福岡県民の圧倒的食のセンスを感じますね。

尿酸値再検査一歩手前の私には嬉しい組み合わせ

資さんのごぼ天をテイクアウトしてトッピングしましたが

所謂福岡のうどんとは全く別物だったので

パッケージに従って、ごぼうの素揚げとかにしたほうがよかったかもしれません。


また帰り際

商店街の入り口にある、無茶すぎる象形文字に一人興奮していました(なぜこうなったのか)

 

カレーのついで②

秋芳洞散策も終わり、時間が余っていたため、さらに近くの観光スポット
「別府弁天池」へ

ざっくりいうと「透き通った青色の綺麗な池」なのですが

これまた美祢のカルスト地形にその秘密があります。

カルスト地形由来からの湧水には、通常よりも多くカルシウムが含まれており、カルシウム豊富な水は青色の光をよく反射するから…とのこと。

池には「飲水に使用につき、池には入らないでください」と注意書きがあり、池の横でもボトリングした水を売っていましたが

カルシウム豊富な水なんてのみすぎたら、尿路結石(私が一番なりたくない病気)になるんじゃないかと思い、飲むのはやめておきました。

あとあと調べてみると、別府弁天池湧水のカルシウム硬度は高いと言っても60ppm程度

中硬水の下限くらいの硬度で、硬水にしてはとても飲みやすく美味しいと評判なんだそうです。

一般的にヨーロッパとかの硬水は400ppm、日本でよく飲まれる天然水とかは20〜30ppmくらい

60ppmは誤差ですね

www.evian.com

そんなことなら飲んでみればよかったと思いました

 

ちなみに景色は

写真を加工したわけではなく、そのままこの色で、とても綺麗ですよ



 

まなまな夜の部

観光をしたら、あっという間に夜の部の時間です

お昼いた場所に、また戻ってきました

ひとしきり遊んで、おばあちゃんの家に帰ってきた
そんな感覚になります

 

この日の夜営業は、タイ料理のコース

コース料理の前に、昼の部でも聞かせていただいた、シェフGENさんによる瓢箪楽器の演奏をリクエス

我々も手にとって演奏体験させてもらいましたが、単純な作りの楽器でも、これがなかなか難しいのです。

演奏&生歌についつい聞き惚れ、完全に場が出来上がりました
現実に領域展開があるなら、たぶんあんな感じなんだろうなと思います

この日の料理は

ほうれん草のオイスター炒め

エビと春雨の蒸し物

鯛のバジル餡掛け

グリーンカレー


どの料理も、家庭感のある味わいで、誰かとシェアすることによって、より良さを感じられるような…そんな料理の数々

グリーンカレーは、ベジオンリーでここまで美味しくなるんだなあと感動しました

 

食後はココナッツアイスと、ホットチャイで〆

これもまた最高で、数に限りがなければおかわりしたいくらい

 

食後には、店主のGENさんから

カレーを作り始めたキッカケの物語を聞かせていただいたり

奥さまPENさんからは、当時のインド・ネパールの貴重なお話を聞かせていただきました。



お話は、お店にも置いてある

写真アルバムをめくりながら聞かせていただいたのですが

写真横コメントの一つ一つに思わずほっこり

 

今はスマホで写真を撮り

容量がいっぱいになったら、クラウドに落とし…が当たり前になっていますが

こうして厳選した写真を現像して、形に残すことも大切だなと思いました。

 

このブログも、クラウドサービスも、突如としてサービス終了したら、全部消えちゃう…というのもそうなのですが

何より形に残すことで、味わいがでますからね。

濃い体験談から、なぜこんなにも美味しいカレーを作ることができたのかを伺うことができたような気がします。

 

まなまな

基本的に車が必須のアクセスになりますが

ぜひオススメしたいです。

 

 

 

良きGWの思い出でした