こんにちは
ヤコのオーブン陶土なるものを使ってチャイカップを作ってみました。
みなさんはチャイを飲む際、何を使って飲んでいるでしょうか。
私は今まで雰囲気を出すため、アジアハンターさんで購入した、インドコップで飲んでいたのですが
こちらのカップ、熱伝導が良いので、めちゃくちゃ熱くなります。
なので、チッキンペーパーを巻くなどしなければいけません。
では雰囲気を出しつつ家庭でチャイを飲むにはどうすれば良いのでしょうか。
素焼きのチャイカップがあれば良いですね。
インド現地では、写真のような素焼きのカップでチャイを飲み
飲み終わった後は、地面に叩きつけて捨てて、地に還す。と言う飲み方をするのだそうです。
「するの”だそう”です。」と言うのも、私が2019年にインドに行った際は、素焼きのチャイカップを捨てている光景を目にする事ができなかったためです。
バラナシなんかでも最近では美化活動が進んでいるとかで、牛の頭数が減っていると聞くくらいですから、もしかしたら失われうつつある文化なのかもしれませんね。
その辺に捨てるくらいの素焼きカップですから
当然脆く通販なんかではあまり取り扱っていません。
どうすればいいのでしょうか。
自分で作れば良いと思います。
そんなときにInstagramで
「ヤコのオーブン陶土」と言う商品を使って
素焼きのチャイカップを作っている投稿を発見したので
私もAmazonで購入し、作ってみる事にしました。
作り方
準備物
準備物は以下です。
- ヤコのオーブン陶土
- 工作ナイフ(百均)
- 型用のカップ(百均)
- 工作マット(百均)
できるだけ安くおさめました
工作ナイフはカップを作る上では必要ないのではと感じますが
隣に売ってたので買いました。
整形
当初は型のカップの形に合わせて貼り付けて
パカっと外して完成!としようと思ったのですが....
めちゃくちゃくっついて取れません。
思ったより粘着性があります。
剥がそうとすると、とたんに形が崩れます。
と言うわけで、気合でカップの形に整形する事にしました。
適度に水で湿らせながら、なんとかそれっぽいのができました。
一部始終を写真に撮ればよかったのですが
手が土だらけでそれどころではありませんでした。
やれやれ。
乾燥
次に乾燥させていきます。
季節外れの扇風機の出番です。
早くて一晩
長くて一週間の乾燥が必要で、色が変わったら乾燥完了の合図のようです。
乾燥が甘いと、焼き上がり後の強度に影響が出るそうなので、取りあえす一週間乾燥させる事にしました。
乾燥前
翌日
1週間後
本当に色が変わりました。
乾燥後はかなり脆いようなので、取り扱いには細心の注意を払います。
焼く
180度のオーブンで約1時間ほど焼いていきます。
ただでさえ電気代が高い冬場に、私は一体何をしてるんでしょうか。
焼き上がり
焼き上がりました。
クッキングシートはできるだけケチりました。
すばらしいですね。
我が家に素焼きのチャイカップがやって来ました。
興奮します。
実際に使ってみた
チャイカップなので、できればチャイを淹れたかったのですが、このとき絶賛忘年会シーズンで、肝臓が死にそうだったので、ターメリックミルクにしました。
クルクミンを摂取します。
ウコンの力とかよりこっちのほうがいいんじゃないですかね。しらんけど。
思っていたよりも土臭さとかはなく、むしろ雰囲気が相まって美味しく飲めますね。
強度もバッチリで、普通に皿洗いしても大丈夫でした。
後日ちゃんとチャイも淹れました。
好きですね〜
最後はその辺で叩き割って土に還せば完璧なのですが
日本だと怒られが発生するのでやめたほうが良いです。
ワラン
たぶん思いついた方もいると思うのですが
大量に買っていろいろ頑張ったら、スリランカの食器
「ワラン」も自作できるのではないでしょうか。
私は美術センスがないので、誰かやってみて欲しいです。