のづカレー

2020から社会人になりました。たぶんカレーのブログです。

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ブラックバスカレー(南インド風)

こんにちは

 

ブラックバスをカレーにしました。

 

 

大学の同期からさばいたものを頂きました。

 

 

 

ブラックバス

 

大学で、外来種などについては学んでいますが、

ブラックバスについてあまり詳しく知らなかったので、

今一度おさらいをしました。

 

 

ブラックバスとは....

スズキ目・サンフィッシュ科の淡水魚のうち

オオクチバス属Micropterusに属する

魚の総称。

 

 

その種類は大変たくさんおりまして.... 

 

 

ショールバス

レッドアイバス

スワニーバス

スポッテッドバス

グアダルーペバス

コクチバス

オオクチバス

フロリダバス.......

 

 

などなど、

亜種を含めるとその種数は、10を超えるそう...。

 

 

 

以上のように

ブラックバス」という名前の種は存在しないようで、

 

これら複数種の総称として、ブラックバスの名があるそうです。

 

何バスか同定できないときは、ブラックバスと言っておけば間違いないわけですね。笑

 

 

ブラックバスの由来

 

本来ブラックバスという名前は、

上記の種の中にもあるコクチバス稚魚の体色が黒いことから、

原産地である北米で、慣習的に呼ばれていたことが由来みたいです。(Wikiより)

 

 

 

外来生物

 

そんなブラックバスたちですが

日本では外来生物として扱われています。

 

外来種の中でも

特定外来生物

に指定されています。

この特定外来生物に指定されている種は…

飼育

植物なら、栽培

保管

運搬

等が禁止されています。

 

研究用など、許可を取っていない限り

で罰せられるのです。

 

 

生態系に重大な影響を与えますから、仕方ないのです。

 

 

今回は

釣ったその場で息の根を止める

尚且つ

研究用で必要が無くなった

ものでありました。

 

ブラックバスを含む特定外来生物

生きたまま持ち帰ったり、

場所を移動させたりは…

ダメ・ゼッタイです。。

食べるときは、先ずその場で絞めましょう。

 

参考:環境省HP-外来生物法ページ より。

 

詳しくは環境省のHP特定外来生物の取り扱いなどが記載されています。

(2019.6.20追記)

 

 

ブラックバスはもともと北米原産ですが、上記のうち、

コクチバスオオクチバス・フロリダバスの3種が日本に生息しちゃってるのです

 

 

食肉用としての輸入や、

ゲームフィッシング用に日本持ち込まれたのが起源とされているそう。

 

 

のづは釣りの経験がありませんが…

ブラックバス釣りは面白いみたいで、日本で大会が開かれるほど。

 

 

ブラックバス釣り愛好家は

バサー (basser)

バス・フィッシャー (bass fisher)

バス・アングラー (bass angler)

などと呼ばれるそうです。

 

 

因みに、僕が好きな、ももクロの愛好家は

「武士(モノノフ)」と呼ばれています。

光る刀を持ってライブに臨むわけですから、納得ですよね。

 

 

......はい

ブラックバスはもともと日本にはいなかった生き物です。

もともといなかった生き物が入ってくると

生態系のバランスが崩れてしまったり......

などなどいろんな良くないことが起こる訳ですが、

そのあたりを議論すると長くなるのでやめておきます笑

 

 

 

ただ、農学部の学部生の端くれとして

外来種を野に放つのは、ダメゼッタイ

と言っておきます。

 

 

 

そんなわけで、ブラックバスさんの紹介でした。

 

 

 

のづは知らなかったのですが、

もともと食用として持ち込まれた魚みたいなので、安心していただきたいと思います。

 

 

 

 

では、参ります。

 

作り方

 

材料(約3人分)

ブラックバスの切り身:300g程度

・トマト:1個

・玉ねぎ:1個

・ニンニク:1かけ

・ショウガ:1かけ

・サラダ油:大さじ1

・ココナッツミルク:150mL

・水:150mL

・ドライカレーリーフ:10枚程度

A(ホールスパイス)

フェンネルシード:小さじ1/2

・フェネグリークシード:小さじ1/2

・ブラックペッパー:3粒

・カルダモン:3粒

B(パウダースパイス)

コリアンダー:小さじ1と1/2

ターメリック:小さじ1

・カイエンペッパー:小さじ1/4

・クミンパウダー:小さじ1

・カスリメティパウダー:小さじ1/2(無ければ省略可)

 

 1

ブラックバスの切り身にターメリックパウダー(分量外)をすり込む。少しおいてから、フライパンにサラダ油をひき、カレーリーフをあたためる。

カレーリーフがシュワシュワしてきたら、ブラックバスを中火で軽く焼き色がつくまで炒める。

炒めたら、いったんお皿にあげておく。


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2

フライパンにサラダ油をひき、ホールスパイスをあたためる。

全体的にシュワシュワしてきたら、みじん切りにした、玉ねぎ・ショウガ・ニンニクを入れ、中火で15分~20分程度炒める。


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3

玉ねぎが茶色っぽくなったら、すりおろしのトマトを加え、水分が飛ぶまで、強火で5分程度混ぜあわせる。


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4

水分が飛んだらBのパウダースパイスを加え、1分程度中火で混ぜる。

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5

1で炒めたブラックバスを加え、軽く炒め合わせたら、150mLの水を加え、沸騰したらふたをして5分程度弱火で煮込む。

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6

最後にココナッツミルクを加え、沸騰直前くらいまであたためたら完成。

味が足りないときは、塩で調整すると良いです。

 

 

実食

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美味しいです。

良い感じに南インド風に仕上がりました。

あまり食べるイメージが湧かないお魚でしたが、

美味しく調理できて本当に良かったです。

 

 

 

なんとなく悪者イメージのブラックバスでしたが、今回イメージが変りました。

食べてもけっこういけるんすね。

 

 

 

今回、美味しく食べられたのは、

スパイスが臭みを消してくれたというのも、わずかながら一つですが

 

 

何よりも、このブラックバスを提供してくださった、

研究室の同期の完璧な下処理のおかげです。

 

 

釣り上げから血抜き、切り身加工、骨抜きまで、すべてやってくださいました。

頭が上がりません。

 

 

というわけで、感謝を込めて、

このカレーの大半は、研究室の同期や先輩方に食べていただきました。

 

「美味しい」とう感想を頂けてとてもうれしかったです。

こんなうれしい投稿をしてくださる同期も....泣

 

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気づきましたでしょうか?

次は「ザリガニカレー」の予感。

アメリカザリガニ外来種

スパイスカレーの力で、外来種問題に少しでも歯止めをかけることができればと思います。

 

 

「ザリガニカレー」Coming soon...........